皆さんこんにちは!黒川です^^
いつもお祈りとご支援をありがとうございます。

まず、正直寂しいです。そう、私は寂しいです。なぜなら、ここCFNIに人がいないからです。先月の頭には普通に授業をやり、みんなでワーシップをやり、英会話も本格的に伸びていくと思っていた矢先、ロックダウンになりました。そして、恐らく80%以上の学生は地元へ帰っていきました。日本人の学生もあと3組、そして、親しい韓国の2家族も今学期で卒業。夏に新入生が入ってこなければ更に寂しくなっちゃいます。

さすがにロックダウン20日経過すると、人恋しくなってきます。家族といてもそれがあります。人との関わりを人は求めるものだなとつくづく感じます。教会(エクレーシア)が建物ではなく人を表すというのも納得がいきます。オンライン礼拝が浸透して、それが当たり前になっても、私たちの心は当たり前になってはいけないし、なれない!と強く感じます。それくらい、みんなが共に集まり、共に礼拝するということにどれだけ意味があるのかということです。

テキサス州は全米で初めて公共の公園が再開するようです。

https://www.dailymail.co.uk/news/article-8231321/Texas-state-reopen-WEEK.html

そんなこんなで、私は昨年の8月に家族と共に留学に来たのですが、想定していたこととは異なる状況になっているということは間違いありません。このブログでも何度か書かせていただいていますが、実際私の学校(Christ For the Nasions Institute)や長女の小学校はどのようになったのかお伝えしたいと思います。日本の神学校の方々、またお子さんをお持ちの親御さんの方々の参考にしていただけたらと思います。国の差はありますが、アメリカテキサス州の一つの事例として見ていただければと思います。

まず長女の小学校から。娘の小学校はチャータースクールと言って、公立小学校と私立小学校の間にあるような学校です。キンダー(年長)から中学校まである学校です。

その学校で、長女はキンダーという学年です。キンダーは日本では年長さんです。今回娘が一週間の春休み中にロックダウンになりました。そこで、春休みが延長され2週間に伸びました。しかし、その間に授業のオンライン化の準備が進み、春休みは予定通り2週間で終了し、春学期がスタートしました。しかし、ホームスクーリングという形で、家で学校の授業を学ぶという形になります。毎週週末に担任の先生から画像のような予定表と授業の詳細説明と資料がPDFで送られてきます。

これを見れば、何をどのように教えればいいのかがひと目で分かります。そして、Facebookグループが作られてそこに担任の先生二人と親達が入っています。

このページで、国語と理科と算数の授業が行われます。先日はクラスの子たちとZOOMで交流をしました。このように、たった2週間で全てがオンラインに切り替わり、滞りなく春学期が進んでいます。そして、いつ学校が再開されるかと待ち望んでいたのですが、本日テキサス州知事より、テキサス州全ての小学校が今学期再開しないということが決定されました。よって、今学期は長女は学校に行くことなく、オンラインのまま修了するという形になります。

そして、私の学校CFNIですが、こちらは春休み2週間延長後にオンラインで授業が始まり、すぐに今学期の授業は全てオンラインという形で確定しています。オンライン授業の中身ですが、授業の直前に先生からYou TubeライブのURLが発信されます。そのURLにアクセスして、先生がライブで授業をする形です。私たちは授業を聞きながら、ライブ中に使えるチャット機能を利用して質問します。

ただ、授業の中にはオンラインだけで完結できないものもあります。それが実践的な課題です。私が学んでいるPastoral Majorでは、20名ほどのグループで礼拝を実際に行うというプロジェクト形式の課題がありました。日曜日に実際に本物の礼拝を生徒たちが分担して行うという課題です。これまでに役割分担や会議をしながらこの課題のために準備をしてきました。本番は5月の予定でした。しかしこれはやらないという形で決まりました。その代わりに、ディボーションテキストをチームで制作するという課題に切り替わりました。私はブラジル人と中国人の3人組でZOOMやテキストメッセージでやり取りしながら仕上げました。

また、英語の授業は双方向のやり取りになるためZOOMが使われています。テストは全てオンライン形式になっています。

で、実際授業が全てオンラインになってどうかということをシェアします。オンライン授業は人それぞれ好みや効果が分かれると感じます。私は比較的同じ位の理解度です。ただ、クラスメイトと会うことができないのがすごく残念で、そして寂しいです。また、せっかくアメリカに来ているのに英語を話す機会、いわゆる日常英会話をする機会がほとんどゼロになりました。なので、恐らくこのままだと会話力はほぼ伸びないまま卒業を迎えそうです。

世界中の宣教師を集めて日本に戻るのも一つの目標にしていたので、今の状態のまま続くのは正直辛いです。ただ、この与えられた状況下でどのようにベストを尽くすかということを神様は期待されているのだと思います。この状況だからこそできることもあると思い引き続き模索していきたいと思います。

ということで、ロックダウン20日が過ぎたテキサス州ダラスですが、単純に学校の敷地に人がいなくなって寂しいです。ここダラスには日本人がいるのか?というくらい、スーパーや街で日本人に会ったことが一度もありません。今は更に、普通にアメリカ人も外国人もいない状況です。家族がいてほんとに良かったとつくづく感じます。

ちなみにこれも何度かブログで書いていますが、私たち夫婦は日韓夫婦です。現在のそれぞれの国の対策によって、私たちは日本にも韓国にも行けません。それぞれの国にそれぞれが入国できないからです。神様も先月の時点で私たちに、ここに残って学びを続けるように御言葉を下さいました。なので、私たち家族が韓国や日本に今の時点で帰国することはありません。

ここでの留学生活がこの状況下でも充実するように引き続きお祈りお支え下さい。この状況下で神様は確実に働いておられることを確信しています。証しがまたたくさんあるので、ブログで書き綴っていきます。日本と日本の医療の最前線にいる方々が強められるように引き続き私たちもお祈りしています。