皆さんこんにちは!黒川です!
夢はディズニーのキャストです。ジャングルクルーズのお兄さんをやりたいです!
突然こんなことを言って驚かれるかもしれません。しかし、これは以前から私がみんなに公言している事実です。なんと、冗談ではなく事実なんです。
と言いましても、今は福音宣教の働きに召されその道を歩んでいる者ですから、自分の夢ではなく神様の目的に歩んでいます。神様がやらせてくださる時に多分やれると思います。おじいちゃんになって牧会も引退したら、過去最年長のキャストをやるかもしれません。
この数年で食べていけないくらい経済的にピンチな時にやろうかと考えたことがありましたが、結局警備員をやりました。収入で考えるとちょっと厳しいんですよね。
そんなことは置いといて、
春セメスターが始まりました。昨日から本格的に授業がスタートしたのですが、1年生と3年生では大違いです。普通の学校くらいの大きさの教室で20人くらいで授業を受けるので、学んでる〜って感じがします。あと、とても集中力が長続きします。そして、友達が沢山できて英語をバシバシ話せます。学びの方法として全くの別物なのでとても喜んでいます。1年生よりは大変になっているのですが、私はむしろこのスタイルの方がやる気が出るのでジャンプしてよかったと思います。全てを益としてくださる神様とお祈りで支えてくださっている皆さんに感謝します!
今セメスターでは5冊の本を読まなければいけません。もちろん全て英語なので、かなり大変です。しかも1冊が2,000円くらいするので簡単には買えません。どうにか中古を探したいと思います。
そんなこんなで、まだ課題図書を手に入れていない私は図書館に行ってきました。しかし、お目当ての本が見つからず、その代わりにウェイン・コデイロ先生の「Doing Church as a Team」日本題は「チームでする教会づくり」を読みました。日本語では読んだことがあるのですが、改めて英語でかいつまんで読みました。
それを読む中で表題の気付きがあったのです。それは、なぜ私はディズニーリゾートが好きなのかということです。それがミニストリーの形のヒントになりました。
本の中でこのような事が書いてありました。ある方が教会のイベントでピアノを演奏していた。その演奏が素晴らしい時に気づいた。この方はピアノ演奏を通して福音を語っている(preachしている)。
このことは私がミニストリーをチームでやりたいという考えをする上でとても大切な一つの要素です。しかし、それは賜物を用いて奉仕をするということだけにとどまっていました。しかし、そうではなく、クリスチャンは賜物を用いて生きることでそれそのものが福音伝道になるということです。
人にはそれぞれ得意不得意があり、自分に与えられた賜物を生かして、それを他者に提供することで互いに協力しあっています。そのバランスが崩れたチームは、いくらハイパフォーマーがいても強くはなれません。
そして、それをディズニーリゾートに置き換えると、ディズニーリゾートにはアトラクションだけではなく、ありとあらゆるアルバイトの種類があるのをご存知ですか?その数なんと29種類!
表舞台もあれば裏舞台もあり、また、特別な資格を持っていないとなれないものもあります。そう!それは、それぞれの賜物を活かしながら互いに協力して夢の国を実現しているのです。私はディズニー自体に興味はなく、そこで働く「人」に興味があるんです。日本のディズニーはその「人」が作り出す空間が超絶素晴らしいんですよ!
例えば、駐車場の警備員ですごい人ってそんな見たことないですよね?でも、ディズニーでは、駐車場の案内をするスタッフまで夢の国を演出するんです。しかも、多分みんなディズニー好きなんで、それを嫌がってやっている人などいないんですよね。29職種もあるので、適正を見極められて選ばれているんです。ほとんどの職種が時給1,000円。他を探せばいくらでも稼げるバイトは有るんです。でも、あの人達はあえてディズニーのキャストを選んでいるんです。
クリスチャンはどうでしょうか。私たちクリスチャンは死んだら天国に行ける。ただそれだけの存在でしょうか?いやいや違います。私たちはこの地上において神様との関係を回復し、ここに神様の国を実現するべき人材です。この地上に天国をもたらすということです。それが、堕落から回復へ向かうクリスチャンの人生そのものなんです。だから、自己中心から神中心になり、神様の愛を実践する存在だということです。
そして、その方法が、「自分に与えられている賜物を用いる」ということです。これがディズニーリゾートにできてクリスチャンにできないはずがありません。もし奉仕をしても喜びが感じられないなら、それは自身の賜物とのズレが生じているからではないでしょうか。
神様は一人ひとりを異なる人間として大切に造りました。双子でも三つ子でも全員が異なる一人の人格です。そして、神様はそんなあなたをこの地上において用いたいと願っておられます。もし天国での使命を与えられるなら今すぐにでも天国に行くでしょう。でも、まだ生かされているのなら、それはあなたがやるべき使命がまだこの地上にあるということであり、それはあなたの賜物でもって福音を語るということです。
それは、結局教会だけではなく、仕事や家庭の中でも賜物を用いて福音を語るということです。実際に福音を声に出して伝えるということではなく、賜物を用いて生きる私たちを見て人々が神の愛を感じるということです。それは、ただのゴミ拾いのバイトではなく、「カストーディアルキャスト」として夢の国を演出するように、暗い世の中で神の国を実現する大切な人材なんです。
ミニストリーの話をディズニーリゾートから引用するなんてどうかと思いますが、私たちクリスチャンは、夢の国どころではなく本物の天国を相続する存在ですから比較にならないくらい本当は素晴らしいことです。ただ実際はそれに気づかずに大変な奉仕をされている方も多数いらっしゃると思います。
私はアコースティックギターを少し弾けますが、音楽は全くの素人で、妻も音楽知識は殆どありません。つまり、賛美を導くことが非常に困難なのです。しかし、楽器演奏者や賛美奉仕者がいなければアカペラで歌えばいいのです。いずれ神様は素晴らしい賛美の賜物を持った人を送ってくださるでしょう。
ミニストリーを考えればありとあらゆる必要が出てきますが、神様から与えられる一つ一つに感謝して、今あるその賜物を十分に用いていきたいと思います。そして、私たちが行うミニストリーに導かれる方がいらっしゃれば、その方が賜物を用いて、教会奉仕以上に、人生の中で福音を語れるように成長していくことを全力でサポートしたいと思います。そのようにして次世代のリーダーを立てあげていきます。長くなりましたが、今日の気付きとして書かせていただきました。
ご静聴ありがとうございました!