皆さんこんにちは!黒川です^^
いつもお祈りとご支援をありがとうございます。
だいぶ遅れましたが、今週の日曜日に、福島第一聖書バプテスト教会小高チャペルへ訪問しました。福島第一聖書バプテスト教会は、福島第一原発に最も近い教会としてご存知の方もいらっしゃることと思います。東日本大震災発生から教会総出で避難する様子を克明に記録した「流浪の教会 」を是非ご一読いただければと思います。
アドバイザー牧師の佐藤彰先生はCGNTVの「くりナビ」にも出演されました。
福島第一聖書バプテスト教会には複数のチャペルがありますが、その一つがここ南相馬市にある小高チャペルです。小高区は南相馬市を縦に3つ割ったうちの最も南部の地域です。2016年7月まで避難指示区域となりました。現在は人が戻りつつありますが、それでも4つあった小学校は一つとなりまだまだ以前の状態に戻ることが遠い状態です。僕たちはそんな小高区に週に何度も訪れます。理由は室内遊び場が充実しているからです。
都内なら完全に有料サービスの遊び場が完全無料で利用できるので全力で利用しています。そんな素晴らしい施設なのに、平日はガラガラで正直寂しいです。そんな小高区の駅前にこの小高チャペルがあります。小高チャペルでは現在第一日曜日だけ礼拝を捧げているということで、僕たち家族も参加させていただきました。
僕たちと福島第一聖書バプテスト教会の関係は今年の7月頃に始まりました。なんと、この小高チャペルで開催された琴コンサートのチラシ制作をさせていただいたのです。
まもなく宣教をしようとしている地域の宣教活動を、間接的にも開始できたことがとても嬉しかったです。その後こちらに移住した際、コワーキングスペースの方がこのチラシを受け取ったと言ってくれました。南相馬市には5つのプロテスタント教会があり、小高区には福島第一聖書バプテスト教会と日本基督教団の伝道所があります。しかし、どちらも現在は毎週礼拝が実施できていない状況です。小高区には特に移住者や起業家が沢山移住しており、人数は少なくても、南相馬市で最も勢いのある地域だと僕は思っています。そんな小高でも毎週礼拝がなされるように切に主に求めたいと思います。必ずその日は来るでしょう。
今週日曜日は佐藤彰牧師、佐藤将司牧師、栗田義人副牧師のなんと牧師3人全員が揃うというとてもラッキーな日でした。なかなかこのような機会は無いとのことで、更に参加した人数もこれまでにないほど多かったとのことです。そして、そんなこの日に主から奇跡をいただき、とても言葉では言い表せない祝福の日となりました。
礼拝の雰囲気とメッセージ、コロナ禍なので外部での交わりの時間がとても暖かくて、久しぶりに帰ってきた家って感じがしました。もちろんみんな初めて会った人ばかり。でも、福島宣教をしている、福島でクリスチャンとして生きている、その共通項だけで僕たちは家族になれるんだと思いました。
何より、いつ遊びに来ても人が少ない、そんな小高にも教会があって、礼拝がなされているという事実に大きな喜びを感じました。更に、当日市内に住んでいる高校生クリスチャンに出会うことができました。驚きと感動で本当に興奮しました。市内全ての教会に繋がりを持った今わかったことは、この地域には子どもとユースのミニストリーが無いということでした。しかし、そんな南相馬にもクリスチャン高校生がいたんです。しかも彼は学校で友だちに伝道しているというのです。
神様は僕たちに少しずつ次にすべきことを見させてくださっています。僕たちの計画ではなく、主の御計画がなされることを切に願っています。その時に必要な助け手が送られ、それぞれの賜物を用いて福音伝道に励みたいと思います。それは個人だけではなく、このように既に宣教を長くされている教会や先生たちとの繋がりの中でも起こされていくと思います。日本には数多くの教団教派がありますが、逆にその利点を活かして、いろいろなスタイルの教会がここに沢山与えられることを願います。人口の10%、20%、南相馬市はクリスチャンが普通にいる、多様性が認められてて差別がなくて住みやすい。そんな街になったら最高ですね!
夢はでっかく!引き続き福島県南相馬市宣教のために、南相馬市に住んでいるお一人おひとりの住民のために、福島に住んでいる人と福島で牧会、宣教に励んでいる方々のためにお祈りをお願いします。