皆さんこんにちは!黒川です^^
いつもお祈りとご支援をありがとうございます。
アメリカに来てから3ヶ月が経ちました。
私はCFNIというキリスト教の神学校に来ています。その授業の内容もそうなのですが、同時に英語を使えるようにするということも一つの目標としています。それは、日本に宣教師を呼んで海外ともつながりを持った日本宣教をしたいと言う気持ちがあるからです。だから英語も大事なのです。
3ヶ月がたった時点で、授業の内容はまだまだ理解できないことが多いというのが正直な感想です。授業の内容と先生の話し方(発音やチョイスする単語など)によって理解率に大幅な差があります。私が一番理解しやすいのは、今通っている教会の英語礼拝牧師先生のメッセージです。
キース先生のメッセージは、英語なのに日本語のように聞き取れます。たぶん、先生がとても分かりやすいメッセージになるように意識して話されているのだと思います。
だから、キース先生のメッセージを聞き取れるようになったときに私は
「英語めちゃ聞き取れる〜!」
って喜んだわけです。
しかし、そんな喜びも束の間。授業になると全くと言っていいほど聞き取れないこともあります。先日の授業では、有名な牧師先生がすごく熱くメッセージをされました。その度に学生は立ち上がっって拍手をしたり、「わ~お!」「かもーん!」などと仕切りに反応するんです。
そんな中、私はというと、聞こうとしても聞き取れず、そして聞き取れないことに気が取られてしまい気分が落ち込み、更に聞き取れないというループに入りました。
そして、最終的には周囲で反応している他の学生の、そのリアクションにイライラしてくる事態になりました。正直に言ってくだらない話なのですが、39歳にもなってそんな感じになっている自分にイライラし、中学校からさんざん勉強してきた英語が全く使い物にならないことに幻滅し、そしてその場でたった一人だけその話を理解できていない孤独感を感じ、絶望を感じてしまいました。
その日は、私の親友であり愛する妻にそのことをシェアし慰めてもらうこととなりました。
そんなに焦らなくていいよ。授業だけじゃなくて、生活とか人との関わり方とか文化も学びに来たんだから。
本当にありがたいです。多分妻の方が大変なんだと思うのですが、私を励ましてくれるんです。
そして、感動したのが、長女のYUAが私のためにお祈りしてくれたことです。妻は子どもたちの寝かしつけの時間にお祈りをするのですが、最近はYUAも一緒に神様に祈るようになりました。そして、その祈りが自分の祈りからとりなしの祈りへと変化しているのです。
ベッドルームの隣にトイレがあり、私はたまたまトイレにいてYUAがどんな祈りをしているのかが聞こえてきたんです。そしたら、
かみさま、アッパが学校で英語が聞こえなくて苦しいんですけど、聞こえるようにして下さい。
親は子供の前で弱さ見せたくないですよね。でも、私たちは大人でも悲しいこと苦しいことがあるんだと伝えると同時に、でも神様はその中でも希望を見せてくださるということを伝えています。
YUAは子どもながらに私がどんなことで苦しんでいるかを察知して、その場では何も言わなくても私のために神様が助けてくださるようにお祈りしてくれたんです。
祈りは力です。年齢に関係なく私たちを造った神様はそれを聞いてくださるお方です。妻やYUAや支援者の皆さんのとりなしの祈りに、神様が聞いてくださると確信します。
英語を使えるようにするまでにはまだまだで、正直まったく先が見えない状態なのですが、それでも一歩一歩前進していきたいと思います。いつか英語を使って、世界中の宣教師たちと日本人のための働きに導かれるように引き続きお祈りください。