約2年ぶりに、がんの経過観察検診に来ました。
32歳で男なのに乳がんになるという絶望から、6年が経ちました。あっという間でした。
たぶん、がんになってなければ私は死んでいたかもしくは、死んだような人生を送っていたことでしょう。がんが祝福の始まりでした。
私はセカンドオピニオンを経て、札幌の有名な先生に執刀いただきました。そして、今はその先生が日本一だと言って紹介して下さった、よしもとブレストクリニックの吉本賢隆先生にお世話になっています。
30年以上、乳がんと向き合ってこられた吉本先生の書籍には、
「乳がんは、ガンの中でもっとも治りやすいがんです。まず、がんを受け入れること。そこから新たな人生が始まります」
と書かれています。実際、吉本先生の問診の部屋からはいつも笑い声が溢れ、私も検診の度に生活の話しをします。新たな人生を先生も伴走してくださる感じです。
にもかかわらず~!
2年も検診を休んでしまってごめんなさい!先生にもスタッフさんたちにも謝りました笑
相変わらず待合室は女性ばかり。もはや恥ずかしさは無くなりましたが、男性が乳がんになっても、乳腺外科にはなかなか行けないよなと思います。だから男性乳がんは発見が遅れるとも言いますし泣
こんな珍しいがんをくださった神様に感謝しつつ、与えられた人生と使命に誠実に歩んで行きたいと思います。